接骨院の開業に必要な準備・費用とは

生活にも身近な接骨院。マッサージなどで利用したことがある人も少なくはないでしょう。様々な人の需要があることから接骨院での開業を考えている人もいる事でしょう。今回の記事では、接骨院を開業する際に必要な準備・費用をご紹介いたします。

接骨院を開業するのに必要な準備・費用

接骨院を開業するにあたって必要な準備として「柔道整復師」という国家資格が必要になります。そのため、気軽に始めようと考えても難しい場合が多いので、事業計画は綿密に練ることが接骨院を開業する重要なポイントになります。その他に必要な準備としては、競合や事情の調査を行うことが必要です。競争が激しい業界なので、立地場所や競合のサービスはどのようなものなのか、入念に調べましょう。また、整骨院の店舗では「構造設備基準」という基準をを満たす必要があります。細かい基準をクリアした店舗で事業を始めましょう。

接骨院を開業する費用としてはおよそ800万円強必要になります。内約としては物件費、設備費、工事費等になります。また、開業するにあたり集客に広告費等も必要になるでしょう。そして運営費に関してですが、運営費は月に150万円ほどになります。設備維持費や家賃代金、人件費等多岐にわたります。実際に開業した場合の売り上げや運営費等を予想した事業計画を立て、接骨院開業に向けた準備を始めましょう。

借入の有無

接骨院の開業資金は、借入で調達することも可能です。

助成金・補助金

開業を考える上で、資金調達は乗り越えなくてはならない大きなハードルの一つです。開業前に資金を貯めたといっても、多額の支援を受けたりしていない限り準備資金額に限りがあるのが普通です。例え開業前のサラリーマン時代にコツコツ自前で資金を貯めたとしても、法人を設立する場合などにおいては資本金準備だけで貯金額のほとんどを使い切ってしまうということもザラにあります。この資金調達という開業においての最初の問題をクリアする上で、是非とも利用検討をしたい制度についてご紹介します。

助成金 

まず、助成金とは国、または地方自治体から交付されるもので、返済義務はありません。主に従業員の労働環境を向上することを目的とした活動に給付される資金で、従業員教育や育児休暇等に対して支給されます。助成金の申請はクリアすべき条件が比較的少ないため給付されやすい一方、補助金に比べ金額が少額な傾向にあります。 

補助金 

補助金も助成金と同じく国、または地方自治体から交付され、返済義務はありません。主に経済活動の活性化を目的とした公的資金で、設備投資やホームページの導入などに対して支給されます。高額になるケースもあり、こちらはどちらかというと審査も厳しい傾向にあります。 

接骨院開業の特徴

接骨院開業の特徴としては主に来院する患者への診断・施術になります。専門的な知識、スキルや経験が必要になります。実戦経験を積んだうえで自分の店舗開業に向けスタートさせましょう。

接骨院開業のメリット

最大のメリットとしては経営の自由度が高いことがあります。自分の持ち店舗なので、ブランディングや取扱商品などの経営スタイルを自分好みにすることもできます。事業計画の時点で将来像のイメージを膨らませて、自分がやりたい接骨院経営を行いましょう。

その他のメリットとしては、今後の需要が安定しているということも挙げられます。高齢社会が進んでいく日本で、今接骨院を開業することは大きなメリットがあると言えるでしょう。

まとめ

接骨院開業にあたって開業費用や開業前の準備の内容、今後も需要が伸び続けることや自由に経営ができることなどメリットをお伝え致しました。この記事が開業の参考になれば幸いです。

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