サラリーマンとして働いている人の中には独立を考えている人も少なくないでしょう。

この記事ではサラリーマンのメリット、デメリットをご紹介していきます。この記事を参考にして、自分は本当に独立をするべきか考えていきましょう。

サラリーマンとは

サラリーマンとはその名の通り、salary(給料)を受け取り、企業で働く人のことを指します。会社の規模はどうであれ給料を受け取っている人物はサラリーマンにあたります。

サラリーマンのメリット

サラリーマンであることのメリットとしては、毎月決まった固定給がもらえる事が挙げられます。個人事業主等の場合は、自分の売り上げや事業の売り上げに影響して、得られる利益が各月によって大きく変わってしまいます。また、個人事業主の場合は事業が倒産する可能性もあり、必ずしも安定したものとは言えません。しかし、サラリーマンの場合は地位、給料ともに安定したものが見込めます。事業が倒産した場合もサラリーマンであればクビになり給料が無くなるだけですが、個人事業主の場合は給料が無くなるどころか借金を負う可能性もあります。

また、企業に勤めているため、社会保険や厚生年金が半額になるというメリットもあります。その場合、煩わしい手続き等も会社が行うので手続きがめんどうな人には大きなメリットになることでしょう。

サラリーマンのデメリット

サラリーマンである事のデメリットとしては、企業に雇われているという点です。もし大きな成果を出した場合でも、サラリーマンであれば多少給料が上がったり、昇格したりといった形で成果が反映されます。一方、個人事業主の場合は大きな成果を出した場合、それが直接自分の利益に繋がるため、自分の仕事にやりがいや意欲が出る事でしょう。

また、会社勤めのため会社のルールや規則に縛られてしまうというデメリットもあります。ルールに縛られることが億劫でない場合はデメリットにはなりませんが、会社において人間関係が煩わしい人などはサラリーマンよりも個人事業主が向いていると言えるでしょう。

独立・起業のメリット

多くの人が想像するように、独立・起業のメリットは、自由さと自分の意思をすぐに反映できることです。会社員として働いている時は、会社が決めた規則に従いながら、会社の歯車となって働かなければいけません。なかなか自分のアイディアや意見が通らず、もどかしい気持ちになる事もあるでしょう。自らの決断で物事を進められるのは独立・起業の魅力です。どのような商品・サービスをどう売るのか、会社の方針は何か、どの会社と取引をするのかなど、会社の舵取りをするのは自分です。分野によっては働く時間帯や労働時間を自由に決められますし、定年する年も自分次第です。将来的には誰かに引き継いでもらい、次の世代に続くビジネスへ発展、なんて事もありえます。自分のアイディアをすぐに反映することができ、頑張りの成果が報酬に現れるため、やりがいを感じることができるでしょう。

独立・企業のデメリット

独立・起業で始めたビジネスが軌道に乗れば、上記のようなメリットが得られ、仕事への満足度が上がりますが、そこに至るまではデメリットやリスクもあります。当たり前ですが、毎月会社からもらえる給料や、社宅や福利厚生などの手当がなくなるため、報酬は自らの力で生み出さなくてはなりません。準備期間の収入はなく、いざビジネスを初めても軌道に乗るまでは時間がかかるかもしれませんし、すぐに安定した収入が得られる保証はありません。また、国民年金と国民保険に新たに加入しなくてはいけません。退職金もないので、定年後の生活計画も見直す必要があるでしょう。また、自分で決断をするというのは魅力的ですが、上手くいかなかった時も、責任を取るのは自分です。アルバイトや社員、取引先の会社にまで、自分の誤った決断が大きく影響してしまう事もあります。リスク対策を怠らず、常に慎重な判断をする事を肝に命じておきましょう。

まとめ

サラリーマン、独立・起業のメリット・デメリットをご紹介しました。サラリーマンであれば毎月決まった給料が受け取れる点、様々な保険や保証が受け取れる点。独立・起業をすれば利益をそのまま受け取れる点、ルールや規則に縛られない点等様々なメリットがあります。どちらのメリット・デメリットをよく考えたうえで、サラリーマンのまま働くか独立・起業するのかを選択しましょう。