ワンステップスマイルはエスエフ合同会社がフランチャイズ展開する児童発達支援・放課後デイサービス事業です。ワンステップスマイルのFC加盟店は児童発達支援・放課後デイサービスどちらの事業も運用できるようです。
ワンステップスマイルは児童発達支援と放課後デイサービスという二つの事業形態のノウハウ化に成功し、フランチャイズという仕組みを確立したようです。
また開業プランを柔軟に設定しており、加盟社の状況に合わせ、選択できるようになっているようです。選択肢の例は下記のようになっています。
・児童発達支援、放課後デイサービスの10人定員
・児童発達支援、放課後デイサービスの20人定員
・児童発達支援の10人定員
・放課後デイサービスの10人定員
定員を増やすことができるため、収益性が向上するのはもちろん、地域のニーズや需要性を本部が調査し、どのタイプで開業するか決定するため、稼働率が非常に高くなっているようです。
ワンステップのフランチャイズはロイヤリティを固定15万円/月と設定しており、売上が上がれば上がるだけ利益向上するということを強みとしています。ロイヤリティ15万円は競合他社と比べ、比較的安いか同等と言えるでしょう。
ワンステップFCには2つの契約プランがあります。
■Aプラン 開業資金合計500万円 ロイヤリティ17万9,000円
■Bプラン 開業資金合計650万円 ロイヤリティ15万円
月間収益モデルについては,
〇定員10名、30日稼働の場合、
<稼働率50%>
売上172万5,000円-経費合計142万円=営業利益30万5,000円
<稼働率80%>
売上276万円ー経費合計147万円 =営業利益129万円
<稼働率100%>
売上345万円ー経費合計180万円 =営業利益165万円
定員20名、30日稼働の場合
<稼働率50%>
売上345万円-経費合計190万円=営業利益155万円
<稼働率80%>
売上552万円ー経費合計217万円 =営業利益335万円
<稼働率100%>
売上690万円ー経費合計245万円 =営業利益445万円
となっています。
独自の強みとしてロイヤリティが固定であるというところを押し出していますが、固定制にはデメリットもあるでしょう。特に開業初期などは売上が立たないのに固定制で取られてしまっては運営が苦しくなってしまいます。
また本部のマネタイズ的に、加盟店の売上が上がれば本部の収益も向上する%制の方が、本部が加盟店の売上向上のために動くというのが自然な考え方ではないでしょうか。
ワンステップスマイルは希少性の高い、児童発達支援と放課後デイサービスをどちらもフランチャイズ展開するまでノウハウを確立してきたようです。一方でサービス自体の独自性やフランチャイズシステムとして加盟店へのメリットが少ないと言えるかもしれません。
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