買いクルは株式会社RCが運営する買取販売フランチャイズビジネスです。買いクルは店舗を持たずに、出張にて買取を行い、ネットショップや海外販路に販売することで利益を得ているようです。
出張にて買取ることにより、店舗を持つ必要がありません。また販売もネットショップまたは本部が提携する海外の業者になっており、店舗を持つ必要がありません。そのため、初期費用や固定費が圧倒的に低く抑えられるでしょう。
粗利とは「販売額-買取費用」であり、買取業界の粗利は40%程度とされています。しかし買いクルはその2倍の80%!理由については明記されていませんが、ブランド品等ではなく、中古家電や骨董品にターゲットを絞ることによりこの粗利率を実現しているのでしょう。
買いクルフランチャイズには3つのプランが用意されています。
①スタンダートプラン 開業資金150万円
②ビジネスプラン(5坪程度の倉庫必要) 開業資金295万円+倉庫費用
③マルチプラン(買いクル直営店)開業資金420万円+倉庫費用
となっています。他社買取FCと比較してかなり安いプランになっています。
月間収益モデルについては売上348万8,000円-買取費用45万7,000円で粗利益303万620円、そこから販管費合計156万2,200円を引いて営業利益が146万8,420円となっています。
店舗を持たないデメリットとして、利用者が点在していた時に移動時間がかかってしまうというデメリットが挙げられます。また買取業界他社は多店舗展開し、看板を目にさせることにより、認知度を上げています。無店舗だと、広告費をより多くかけて宣伝しなければ集客はできません。広告宣伝についてのサポートも明確ではないので本部に確認する必要があります。
また倉庫が必要であるということは、在庫を抱えるリスクがあるということです。他社買取FCでは、本部責任買取制という、買うだけで販売はしなくてよいという仕組みを取っている本部もあるため、比較検討してみてください。
さらに粗利率80%ということは、お客様から2万円で買ったものを10万円で販売する計算になります。お客様視点でいうと、それが10万円で売れると分かった時、良い気持ちはしないでしょう。そのため、満足度が下がってしまう可能性があり、リピート率の低下を招く恐れがあります。
買いクルでは業界でも新しい無店舗型の買取販売ビジネスを行うことで、初期費用や固定費を圧倒的に安く抑えています。また世の中に情報が出回っている貴金属やブランド品ではなく、中古家電や骨董品にターゲットを絞ることにより、高粗利率を実現しています。
一方で無店舗型のデメリットがあり、また在庫リスクもあります。さらに粗利率が高いということはそれだけお客様から市場価格より大幅に安く買取っているということであり、満足度・リピート率が下がる恐れもあります。
おすすめフランチャイズ.comでは知名度・収益・信頼において業界トップクラスの実績を持つ買取FC本部をご紹介しています。買いクルで独立・開業を検討している方は合わせてチェックして比較検討してみてください。
© おすすめフランチャイズ.com All Rights Reserved.