【これさえ読めばわかる!】オーナ店長と雇われ店長の違いとそれぞれの特徴

【これさえ読めばわかる!】オーナ店長と雇われ店長の違いとそれぞれの特徴

目次│【これさえ読めばわかる!】オーナ店長と雇われ店長の違いとそれぞれの特徴

1.フランチャイズのオーナー店長と雇われ店長って何が違うの?
2.雇われ店長の特徴とは
3.オーナー店長の特徴とは
4.フランチャイズのオーナーになるには?
5.まとめ

1.フランチャイズのオーナー店長と雇われ店長って何が違うの?

オーナー店長とは自分自身でフランチャイズ開業をした個人・法人のことです。オーナー店長はその事業の責任者であり、店舗の戦略や立地など様々な意思決定が必要になります。また開業資金やロイヤリティといった投資もオーナー店長が行う必要があります。

一方雇われ店長とは、フランチャイズ開業をしたオーナー店長に雇われた、店舗管理者というイメージです。なので従業員の管理や、店舗の売上を上げていくことは求められますが、最終的な責任は負う必要はありません。

オーナー店長の役割

オーナ店長の役割として最も重要であるのが本部へのロイヤリティの支払いです。これを成し遂げるために、売上や経費を管理する必要があります。また自分自身が現場に出て、他の従業員にお手本を示すといったことも必要になるでしょう。さらにフランチャイズとして他に店舗を出店していく際には、全ての店舗の利益を管理し、会社全体の利益を上げていくとともに、全体をしっかりと監督し信用力を守らなければいけません。

雇われ店長の役割

雇われ店長の役割は店舗管理者として利益をあげることです。最終的な責任を負う必要はありませんが、オーナーが提示した売上目標を達成する必要があります。そのために、現場で感じた生の声というの活かし、利益をあげていくためにオーナに様々な提案をしていくという役割があるでしょう。また店舗管理者として従業員の教育やシフト管理など、うまく運営していくために様々な役割が求められます。

2.雇われ店長の特徴とは

雇われ店長のメリット

まず最終的な責任がないというのがメリットとして挙げられます。フランチャイズ開業時に加盟金や店舗費用といった開業資金を払う義務はありません。またオーナー店長は例えお店が赤字でも、従業員の賃金や本部に支払うロイヤリティを支払う義務があります。しかし雇われ店長はこういった責任を持つ必要がありません。

また雇われ店長は事業を運営していくうえで、自己資金を投資する必要はありません。そのため自分のお金を使わずに、事業を運営していく経験ができます。将来的に経営者になりたいと考えている人は雇われ店長から始めて、事業を運営していく経験を積むという選択肢もおすすめです。

さらに雇われ店長として実績を出すことが出来れば、独立時にも有利に働く場合があります。まず雇われ店長として現場で経営の視点を持ちながら働くことにより、ビジネスモデルやお金の流れを考える力が身に付きます。また独立時に融資を受けて起業する場合に、雇われ店長としての実績が大きく反映され、融資がおりやすくなるといったこともあります。

雇われ店長のデメリット

デメリットとしてまずは最終的な意思決定ができないということが挙げられます。もちろんオーナーに対して現場からの視点をもって様々な提案をしていく必要があります。しかしその提案が受け入れられるか、自分の声が事業に反映させられるかというのはオーナー次第であり、その点で雇われ店長は最終的な意思決定権を持っていないということになります。

またオーナー店長に比べ、労働時間に対する収入が低いというデメリットも挙げられます。基本的に雇われ店長は固定給の場合が多く、利益をあげていてもそれを給料に反映させるのは難しいです。また空いたシフトの補填やトラブル対応なども店舗管理者としてしなければいけないため、労働時間が長くなる傾向があります。

さらに雇われ店長はオーナーから売上ノルマなどの圧力が課せられることもあります。オーナーは毎月ロイヤリティやその他固定費を支払う義務があるので、強いプレッシャーが雇われ店長に与えられることもあるでしょう。

3.オーナー店長の特徴とは

オーナー店長のメリット

オーナー店長のメリットとしてまず挙げられるのが意思決定権があるということです。ある程度本部の方針に沿う必要がありますが、自店舗の利益を挙げていくための施策等を自分の意思で決めていくことができます。

また収入や勤務時間を自由に決めることもできます。ロイヤリティの支払いを守り、しっかりと利益を出していれば、店長や従業員を雇うことにより、自分は現場に張り付く必要がなくなります。そうすることでワークライフバランスを意識した生き方もできるでしょう。

オーナー店長のデメリット

オーナー店長にはデメリットもあります。まず責任があるということです。例えば自分が展開する店舗の従業員が不祥事を起こしたとします。フランチャイズチェーンでは各加盟店のオーナーは異なりますが、お客様から見ればどれも同じです。そのため自店舗の従業員が起こした不祥事がフランチャイズ本部、各加盟店、そしてブランド全体に悪影響を及ぼすことになります。このようなことにならないようにオーナーは監督者としてブランド力や信用を守る責任があるのです。他にもロイヤリティなどの支払いの責任もあります。赤字でもロイヤリティを支払わなければいけない場合もあるため徹底した運営が必要です。

4.フランチャイズのオーナーになるには?

では実際にフランチャイズのオーナー店長になるにはどうしたら良いのでしょうか?
まずフランチャイズのオーナーになるということはどういうことかを理解する必要があります。上記で示したようにフランチャイズのオーナーにはメリットデメリットがあります。それぞれ考慮してオーナになる目的を考えましょう。

次にフランチャイズ比較サイトを使って本部を探しましょう。比較サイトは自分の希望する開業資金や地域、業種などを一括で絞り込み効率よく探すことができます。また、本部の情報がわかりやすくまとめられていて、自分に合った本部を絞り込む手助けになります。

ある程度絞り込むことができ、興味が沸く本部があれば説明会やWEB面談に参加しましょう。実際に話を聞いてみることで、サイトや資料だけでは分からなかったことがクリアになります。またフランチャイズに加盟して運営していくには、本部との関係を良好に保つ必要があります。実際に話してみることにより、本部の人柄や雰囲気がわかるため、その後うまくやっていけそうかということを判断するためにも、参加することをおすすめします。

5.まとめ

今回はオーナ店長と雇われ店長の違いと特徴についてご説明してきました。またオーナ店長になるためにはということで、そのステップをご紹介しました。もしオーナー店長に興味を持っていただいた方はメリット・デメリットを考慮したうえでまずは比較サイトで調べてみてください。

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